日本独自の「指導文化」とパワハラ【ニュースから】

よく聞かれる質問に
「どこまでやったらハラスメントになりますか」
というものがある。これは、上司による部下への指導の厳しさの程度を尋ねているのだが、このような考え方は日本特有のものだとか。
海外では、ハラスメントとはいじめのことであり、程度の問題ではなく「やってはいけないこと」とされているのだ。
このパワハラという概念が生まれた背景として、日本企業独自の「上司が後輩に対して仕事の指導を行う」という文化が挙げられる。
海外ではこのような関係性はなく、ジョブ型雇用として、既に職務に必要なスキルや知識を持った人材が採用されてくる。
したがってパワハラが起きうる環境がないということである。
※以上要約担当:大村

世界のパワハラ 日本でしか聞かれない質問が象徴する「指導文化」
https://digital.asahi.com/articles/ASS891440S89UHBI00WM.html
(朝日新聞2024年8月12日(月)朝刊※有料記事)